音楽祭が終わってはや一週間。
目白の街から姿を消した紫色のポスターも、まだ人々の記憶に新しいのではないでしょうか。
この音楽祭のレポートを書かせていただいて、バ・ロックな音楽を知ること以上に、音楽祭と目白という街の密接なつながりを感じたことが大きかったように思います。
プロデューサーの一人、筒井一郎さんにお会いしたとき、文庫型総合カタログを片手に音楽祭を支える街とその活性化について熱く語ってくださったのがとても印象的だったのですが、それはもう目からウロコ的な発想でした。そしてそういう情熱を持った人たちがいたからこそ、素晴らしい音楽祭になったのだと思いました。
この公式レポートを担当していたのは筆者を含め2人。
これは一人当たりが聴ける演奏会の数が多いという利点の反面、その分レポートのノルマがある、ということでけっこう大変だったかも。。やりきった感はあるのですが、日頃から音楽にかかわっていることもあって聴くことにも熱心でありたいし、レポートを書くための材料集めもしなければならない。とまあ、つい一生懸命になってしまってさすがに疲労を感じることも。が、それも音楽祭に参加する魅力であり、自分自身とても楽しんだ一ヶ月間でした。
そうそう、7月2日のNHK「芸術劇場」で放映された「目白バ・ロック音楽祭」特集番組をご覧になりましたか?冒頭から10分弱の間でしたが、音楽祭の特徴がぎゅっと凝縮された内容でしたね。
こちらはプロデューサーの武田浩之さんのインタビューシーンの舞台裏。
あれはこんな風に撮影されていたんですよ!筆者もそばで聞き入っていました(映ってなかったけど)。でももう少し長くオンエアしてほしかったですねー。いいこと仰っていたのに(笑)。
このレポートを楽しみに読んでくださっていた皆様に、ここであらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。
書くこと、それに写真を撮ることで音楽を振り返ることができることが、また面白い。そんな風に時間芸術を反芻する方法があるっていいなあ、なんて。
この経験を糧に、これからも音楽に関わり続けていきたいと思います。
2年目にして大きな発展を遂げた「目白バ・ロック音楽祭」。
来年も更に飛躍するよう願いを込めて!
最後にサインボードを ↓↓
(E.M)
Gloria Parti et Filio et Spiritui Sancto,
Sicut erat in principia et nunc et semper,
et in saecula saeculorum.
栄光は父と子と精霊にありますように、初めにあったように、今もいつも、
代々とこしえまで。
(カペラのコンサートプログラムより)